エアコン新設×難解な配管穴あけ

こんにちは、ACシステムです。

まだ梅雨明けもしていませんが暑い日々が続いているように思います。そして梅雨だけどほぼ雨に当たらず現場仕事ができているような気がしています。この幸運が梅雨明けまで続けばと思っている次第です。もうすぐ梅雨も明けますかね？

さて、先日は新築のお宅にてエアコンを設置させていただきました。なかなか難しい穴あけ作業があったので紹介したいと思います。

穴あけ可能場所が限られる

これまたホームページよりエアコン設置のご依頼をいただきました。

新築のため配管穴あけ作業が伴います。まずはお客様から家の図面を預かり確認・・・すると、まさかの筋交いダブル・・・。筋交いダブルとは、簡単に言えばエアコンを設置したい場所の両端にある柱の上から対角線上に筋交いが走っているというもの。筋交いシングルであれば、それと反対の場所に配管穴を開ければいいですが、ダブルだとそうは行かず、柱（または間柱）と筋交いの間を見極めて穴あけする必要があるのです。

どこでもいいから筋交いも柱もない場所に配管穴をあけることは簡単ですが、そうなると室内には配管が露出し仕上がりもよろしくないため、基本的にはエアコン裏に穴あけ可能場所を探します。

壁を叩いた時の音およびコンセント位置から柱、間柱の位置を把握し、筋交いの位置も想定し、大体の目安をつけたら小さい穴を開けて最終チェック。

「いける！」ってところでボードだけ抜き、壁内をまたチェックし問題なかったので外壁も抜きます。

↑写真、穴のすぐ右横に筋交いが通っているのがわかると思います。

↑写真、穴のすぐ左横に間柱が通っているのがわかると思います。

筋交いも間柱も電線も傷つけずに穴あけできました。貫通スリーブを挿入し防水処理し穴あけ完了。

その後はいつも通りエアコンを設置し無事に完了しました（写真なし）。

エアコンの仕様上の配管穴位置、筋交い、柱、電線、外回りの仕上がり方など、いろいろなことを考慮しながら最適な位置に穴あけを行わなければいけない現場でした。筋交いがダブルで入っていることが図面で確認できていたからまだよかったです。やっぱり図面はあったほうがいいですね・・・

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